Q&A 第6回
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今回は白鴎が聞いてくるのか?
よく面倒事に首を突っ込んでくるな
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世話好きは性分だから仕方ねえだろ。
まずはファッションや髪型についての質問からだ。
「貴峰丸の首輪はファッションですか? それとも下僕精神の現れですか?」
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下僕とは何だ。
特に考えておらん
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ついでにその髪はおまえもセットしてんのか?
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知らん。
前髪の透け感にはこだわっている
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パッケージには……
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そういうのぶーだよぶー。
あと、ねー、みんな何歳かって質問もあったよね。
何歳かなあ。ボクちん、昔すぎて覚えてないんだけど
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蜂は基本的には長寿だからな
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外見年齢でもいいんじゃねえか?
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倫理上それはもっと答えにくいと思うが
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何ソレ。意味ワカンナイ!
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次に行こう
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めのうの好きなところって質問も多いな。
最初に答えたから、まあそれはいいか。
あと何を教えているか、だそうだ
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王女は……控えめな性格を愚鈍と評する者もいるようだが、
思慮深く自分の意見を率直に発言するようには躾けられていないだけだ。
俺はあの女王から生まれ落ちたと思えぬ素直さを好ましいと思っている
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わかりにくいんだけどめろめろってこと?
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そうだな。
貴峰丸の右目はなにかあったのですか? これも多いな
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コロニーの抗争のさなか失ったものだ。
思い出しても胸くそ悪い。これ以上は言わんぞ
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へへっ……
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何だよ、紅玉ニヤニヤしやがって
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ボクちんはほんとの理由知ってるもんねー♪
女王さまが言ってたんだけどさー……むぐっ!
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余計な事を言うな
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まあ、色々ありそうだな、貴峰丸にも。
最後の質問はこれだ
貴峰丸の好きなものは「雄蜂のほこり」なんですが、
それは具体的にどんなものなんですか?
ほう、俺も聞きたいぜ!
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おまえ達とは考えが違うようだからここで語っても仕方ないとは思うが。
雄蜂は巣のために生まれ、巣のために死ぬ。
仮に女王となる雌蜂と添い遂げられなくとも、
その体と心を賭して次代の一族を生かすものだ。
そして女王の側近となれば、女王が逝く時はその死出の道の供をする。
我々は雌蜂と違い、蜜を生産し一族に貢献することはできないのだから、
誰よりも雌蜂の心に沿わねばならん。
それなのにおまえ達ときたら毎日遊びほうけ歩いてブツブツ……
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ぽへー
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やべえ、説教始まるぞ。
行こう! 紅玉
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あいあいさー!
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逃げたか。まあいい。
次は輝夜だ。
投稿を待っているぞ