Q&A 第1回
なあ、これ見ろよ、めのう
もう、こんなにたくさん質問がきてるぜ
えーっ! すっごいにゃあ!
紅玉さまたちって人気者だね♪
今、めのうと話してんだろうが、勝手に割り込むんじゃねえよ
ふぎっ! いたたたた、いたーいっ!
白鴎っていつも乱暴者で野蛮だよね……
なんだと?
落ち着いてください、ふたりとも
皆さんが見ているのですよ
恥ずかしい奴らだ
さっさと質問を済ませるぞ
「めのう編、輝夜編、単独でも楽しめますか?」
ん? そんなの楽しめるに決まってるよね~
だってボクたちと輝夜王女さまたちは、ぜーんぜん関係ないし
関係なくはねえが……ま、あれだな
それぞれ物語は独立してるし
雄蜂六人全員の謎を解きたければふたりの王女を手に入れるべきだが、
まずは好きな雄を選ぶといい
ひゃはっ、紅玉さまを選べばいいってことだねー
じゃあ次は?
………………
「主人公ボイスのon/offはありますか?」
ありますよ
けど、王女ちゃんの可愛いあえぎ声をoffにしちゃうなんて、信じられないよねー
るっ、紅玉っ!!
次は、作品のボリュームについてか
あ、それね、それね
バッドエンド含めてなんと、えんでぃんぐが16個もあるんだよ~
さいっこうだよね!!
姫、なにを照れている
あ、いっ、いえっ、なんでもありません
そりゃあ恥ずかしいよねー
だぁって王女さまの恥ずかしい
とこ、いーっぱい見られちゃうもんね
紅玉、いい加減にめのうをからかうのはやめろ
ぅぐっ……ぐ、ぐるじぃぃぃい…………
全く、くだらん……
次、最後の質問だ
「めのう王女にお仕えしている雄蜂の方々は、
めのう王女のことをどう思っているのですか?」
そんなのもちろん、だーいすき!! って思ってるよ!
だって王女さまは優しくって、ボクちんの味方になってくれるんだもん
俺は、そうだな……
こいつがまだ幼い頃からなにかと世話をやいてきたし、
今更どうかと聞かれても、大切以外の言葉が見つからねえよ
大切……大切だな、誰よりも
王女は王女だ
これからこの国の主となる大切な雌蜂だ
貴峰丸おまえ……相変わらず冷たい奴
どこが冷たいんだ
俺は真実を述べているだけのこと
あ、あの、そろそろ恥ずかしくて仕方がないので、今日のところは終わりにしませんか……?
俺は終了で構わない
ま、そうだな
めのう、これから遊びに行くか
なにを言っている、姫はこれから勉強に戻るんだ
え~、つまんないなぁ
じゃあ王女さまを誘拐しちゃえ! えいっ!
きゃっ!
紅玉! てめえっ、待ちやがれ!!
許さんぞ
ひゃーっはははっ! 鬼ごっこ、たーのしーっ!!